2021.07.05 号
2021.07.05 号
2021年も、半分が過ぎましたね。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
Happy Tocoは、5月、6月と無事にLiveを開催することがでました。
ただいま7月25日に開催するLiveにむけて練習中です。
シリーズでおこなっております「となりのえんがわ」でのLiveは、年内、引き続いて、8月22日、10月10日、11月28日とおこなうことになっております。
多くを望まず、今年は、このLiveの各回が予定通りに開催できますように、という思いでおります。
まずは7月25日のLiveに全精力を集中します。
どうぞお出かけください♪
George Gershwin and Cole Porter
昨年、「Happy Toco S Club」を立ち上げ、私どもがご提供できることをさまざま考えてご案内したおり、『あなただけのためのコンサート』という一つのご提案をしました。
その中で、「『自分の人生を振り返ることができるような、自分の思い出の曲を集めたコンサートをしてほしい』といったご要望はございませんか?」という問いかけをさせていただきました。
およそ10曲を想定しての企画でした。
いわば「人生の10曲」。
そこで、もし自分なら、どのような10曲を挙げるだろうか、と考えました。
書き出そうとしてみて、ジョージ・ガーシュイン(1898-1937)の『Porgy and Bess』とコール・ポーター(1891-1964)の『Night and Day』がすぐに思い浮かびました。
『Porgy and Bess』は、ガーシュインが38歳で亡くなる2年前に残したオペラ作品。「Summertime」がもっとも有名ですが、ほかにも、「It Ain't Necessarily So」,「My Man's Gone Now」,「Bess, You Is My Woman Now」など、しびれるような名曲がいくつも入っています。
ガーシュインが、モーリス・ラヴェルに弟子入りを願い出たとき、ラヴェルが「二流のラヴェルになることはない、一流のガーシュインでいなさい。」と言ったというのがよく分かる気がします。
ガーシュインと親交があったというヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)は、クラシックのヴァイオリニストでしたが、この「ポーギーとベス」をヴァイオリンとピアノで演奏できるよう編曲しています。
一方で、ルイ・アームストロング、マイルス・デイビス、ビル・エヴァンス、オスカー・ピーターソンといった錚々たるジャズマンたちが、カバーしています。
ガーシュインの音楽の奥行きが伝わってきます。
Happy Tocoでは、ガーシュインの楽曲から、2枚めのアルバムに「Rhapsody in Blue」を、3枚めのアルバムに「I Got Rhythm」と「Summertime」を収録しました。
そしてHappy Tocoにとって、かけがえのない唯一無二の楽曲が、コール・ポーターの「Night and Day」。
Happy Toco 結成前に、この曲を取り上げようと、榊原光裕アレンジのさわりを、本人のソロピアノで聴かせてもらったとき、自分たちの求める音楽の方向性が一つ見えた気がしたことは、今もあざやかな記憶としてあります。
今月のHappy Toco Liveでは、このジョージ・ガーシュインとコール・ポーターという、2人の音楽家による、珠玉のナンバーを集めて演奏します。
どうぞご期待ください♬
(聡子)
Happy Toco House
「サロン」という言葉の意味は、もとは「応接間」や「談話室」。それが、フランスで宮廷や邸宅を会場にした社交場や社交界を表すようになり、さらに発展して、文化的な交流の機会全体を表す意味になった。
サロンに集まる人々は、趣味や興味を同じくする仲間であったり、新たな知識や情報を手にしようとする人であったり、様々だが、同じ空間に集い、出会いや発見を楽しむという点で共通しているのだと思う。
秋田市新屋を舞台にして行ってきた「アラヤード・ピクニック」も、このような「サロン」の形をベースにし、音楽会、展覧会、読書会、講演会、食事会といった形態をとり、共通テーマのもと有機的に連続して開催することで、気づきや学びを深めていると感じている。
同様の催しを、仙台・愛子の Happy Toco House でも、行うようになった。さきに2019年から月に一回、読書会を開催していたが、さらに先月から、音楽会とワイン会を始めた。
今月(7月)は、11日(日)昼に「Teaとcoffeeとalcohol」をテーマにした音楽会、21日(水)夜に「喫茶店」をテーマにした読書会、31日(土)夕にはワイン会として、北欧でこの時期に行われるザリガニパーティにちなみエビパーティを予定している。
参加される皆さんが、肩肘はらずに楽しんでいただける会を、と色々考え、準備をしています。
このようなご時世ではありますが、よろしければどうぞご参加ください。
(光裕)
Happy Toco House の各会 ご案内
2021年7月11日(日)仙台 音楽会 開場14:40 開始15:00
「Teaとcoffeeとalcohol」をテーマに演奏します♫
一般・ライト会員2500円 ブロンズ会員2000円 ゴールド会員1500円
2021年7月21日(水)仙台 ブックトークの会 開場18:40 開始19:00
今月は「喫茶店」をテーマとします。喫茶店にまつわるお薦めの本をご自由にお持ちください!
一般・ライト会員1500円 ブロンズ会員1000円 ゴールド会員500円
2021年7月31日(土)仙台 ワイン会 開場15:40 開始16:00
北欧の夏の風物詩「ザリガニパーティ」をイメージしながら今年は静かに、東北の夏を祝います。
一般・ライト会員2500円 ブロンズ会員2000円 ゴールド会員1500円
主宰:Honey Toco from Happy Toco 榊原光裕・佐藤聡子
会場:Happy Toco House 仙台市青葉区愛子中央2-16-3
お申し込み・お問い合わせ Happy Toco 事務局
mail:happytoco@happytoco.jp
会場のHappy Toco Houseは、JR仙山線 愛子駅から、徒歩15分ほどです。
はじめてのかたには、お申込みくださった際に、地図をお送りします。
事務局より
今回は、LIVEなどの各催しへのご参加方法について、改めてお知らせいたします。(みきねえ)
♪ご予約は催しの2日前までに、e-mailまたは郵便でのみ承ります。その際、ご参加ご希望のかたのお名前とご連絡先(ご住所とお電話番号)をあわせてお知らせ下さい。
♪ご連絡をいただいてから2日以内に、事務局からご予約承りのご連絡を差し上げます。もし届かない際には、さきのご連絡の不着の可能性がありますので、09066203105までお電話をお願いします。
♪ご予約承りのご連絡の際、事前にお振り込みいただく口座をご案内いたします。すでに購入チケットをお持ちの方は、その旨お知らせください。
♪ご入金の確認が出来次第、再度事務局よりご連絡いたします。ご面倒でも、ご確認のご協力をお願いいたします。
♪チケットをお持ちの方は、裏面に催しの日付とお名前をご記入の上、当日お持ちください。万が一、キャンセルなさる際には、催しの3日前までとし、それ以降は、全額ご負担いただきます。事前購入チケットをお持ちの方につきましても1回のチケット分をご負担いただきますことをご了承ください。
催しのご案内
2021年7月25日(日)仙台 となりのえんがわライヴ
出演:Happy Toco 榊原光裕・佐藤聡子・岸川雅裕 + Guest 青木大志
会場:となりのえんがわ 仙台市宮城野区銀杏町4-29 TEL:022-256-7223
- 詳細は、同封のご案内葉書をご覧ください -
会場の「となりのえんがわ」は、駐車スペースは十分にございますので、自家用車でのご来場も可能です。
また、最寄り駅・仙石線 陸前原ノ町駅からは、徒歩5分前後です。ほか道順などのお問い合わせは、会場へ直接お願いいたします。